スベリヒユ【すべりひゆ】

スベリヒユは、栄養豊富な野草のひとつ。
日当たりの良い畑や道ばたなど全国広い範囲で採取可能。山形では「ひょう」、沖縄では「にんぶとぅがー」と呼ばれていまです。海外では栽培品種で(英 パースレイン、仏 プルピエ)サラダや付け合わせに用いられます。

漢方や東洋医学で重宝されるほど栄養が豊富。食物繊維、ビタミン類、マグネシウム、カルシュウム、鉄分、カリウム、さらに特筆すべきは体内では生成できない必須脂肪酸のαリノレン酸(オメガ3系脂肪酸)も多いことです。スベリヒユが元気に咲く真夏は、ミネラル不足になりやすい季節なので滋養強壮にぴったりです。

民間療法で用いられる際の効能は、抗菌作用、消炎作用、解毒作用、利尿作用などの他、腹痛や胃腸を整えたり、ニキビや湿疹、虫刺され、コレステロール値や中性脂肪を下げるなど多岐にわたります。

ハタケトでは、編集担当のやなぎさわまどかが家庭菜園コラムの中で何度か書いていますが、酢味噌和えやおひたし、ナムルやカレーなど、家庭料理も活かしやすい食材。しばらく水につけてから使うと食べやすくなります。最近では自然食屋さんの青果コーナーで扱われることもありますが、もしも野草を食べる場合は、排気ガスや農薬などが無いと確信できるか、採取して良い場所かなどを確認しましょう。

(文・やなぎさわ まどか)

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