こんにちは。ナエドコ一期生の新井千尋です。

わたしは今、夫と二人暮らしで5月に女の子を出産予定です。仕事は、Webの会社でフルリモートで働きながら、業務委託として少しずつハタケに近いお仕事がスタートし始めたところです。

何者でもない、肩書きもない自分に自信がなかったけど、ナエドコで素敵な仲間と出会って夢を語って、ありのままの自分で一歩を踏み出すことができました。人生のいろんなステージで悩んで迷うけれど、ありのままの自分で、やってみよう。「できる、できない」じゃなくて「やってみたい」で行動できるようになった経験をご紹介させてください。

夢は「食に関わること」と「お母さんになること」だった

学生の頃から食や農に興味があって、大学では農学部に進学。新卒で食品メーカーの生産部門に就職しました。工場で求められることは「安定した品質で、毎日大量に生産すること」「人件費削減、効率化」でした。そんな毎日の中で、製品がだんだん食べものに見えなくなってきて、憧れだった食に関わる仕事なのに、あれ?これがわたしがやりたかったことなのかな?と違和感を感じるように。更に激務や残業に追われ、心身ともにぼろぼろ状態になっていきました。

この頃、結婚して子どもを授かりたいと思っていましたが、心身ともにそんな状態でなかなか授かれませんでした。「食に関わること」「お母さんになること」2つの夢がどんどん離れていき、何のために毎日働いているのかわからず、更にぼろぼろになっていきました。

夫とたくさん話し合い、子どもを授かるために心身を整えよう、働き方を変えてみようと決めて今のWebの会社にパートとして転職しました。ありがたいことに、今は柔軟な働き方ができて、一人一人のワークライフバランスを大切にしてくれます。Webの仕事は未経験でしたが楽しく、無理なく働けたので、心と体はどんどん元気になっていきました。

(夫婦で働き方を考え直し、お米農家の夫の実家の近くで暮らし始めたのもこの頃。食への想いも再び強くなってきた)

ナエドコに応募したきっかけは「共感」と「ときめき」

Webのスキルを身につけたいと思い入会したSHElikes(Webデザインなどのスキルを学ぶキャリアスクールコミュニティ)で、なるみさんのことを知りました。「ハタケに近い暮らしや働き方」ってわたしがやりたかったことだ!と感動して一気にファンになりました。

更に、なるみさんが「お母さんになること」と「自分らしく食に関わる仕事」の両方を体現されていると知り、わたしが叶えたいことを全部叶えている方なんだ!そんなことができるんだ!と、ときめきました。なるみさんやハタケトのファンになり、やっぱりわたしは食や農が好きだ、と思い出したんです。

心と体が元気になったからこそ、意欲や楽しさ、ときめきを感じられたのだと思います。ナエドコの募集をなるみさんのTwitter経由で知り、ワクワクした気持ちを引用リツイートしました。

しかしちょうど同時期に念願だった妊娠が発覚し、嬉しさや不安、つわりのしんどさで頭がいっぱいになりました。ナエドコ参加したいけど、今はいいかな…と迷っていました。そんな時に、なるみさんからDMでナエドコにお誘いいただきました。

憧れのなるみさんからのDM!本当に嬉しかったんです。でも妊娠初期でつわりが重く、迷っていることを正直にお伝えしました。なるみさん自身のつわりのお話や、最初の数回は参加できないかもしれないけど、アーカイブで追えるしきっと有意義な時間になると言っていただき、やっぱりやってみたい!と参加することを決めました。

ぼろぼろ期も自信のなさも、まるっと肯定してくれたナエドコ

実際に最初の2回は参加できませんでしたが、体調が比較的落ち着く時間にアーカイブを視聴しました。第3回で初めて参加できて、ナエドコメンバーが「やっと会えたね〜」とすぐに受け入れてくれて、とっても嬉しかったのを覚えています。

ナエドコの最初の方は、自分自身のことをうまく言語化できずにいました。「Webのスキル×食や農」で何かしたい!とは思っていましたが、Webも勉強中で、食に関わる何かをしているわけでもない自分に自信がなかったんです。

ナエドコ期間中は、自分自身と向き合う時間がたくさんあります。そこで過去のぼろぼろ期のこと、自信がないということなど、全部をさらけ出しました。ナエドコメンバーがみんな優しくてありのままを受け入れてくれるからこそ、弱みをオープンにできました。

個性豊かなナエドコメンバーとたくさん話す中で、ありのままでいいんだ。今の自分のままで、少しずつ進めばいいんだ。と思えました。妊娠中というタイミングだったからこそ、家族の在り方や理想の暮らしについて改めて考えられたのもよかったです。

(ナエドコの最終回。ナエドコ一期でサプライズを企画して、運営のなるみさんとしもちゃんにオリジナルのzoom背景をプレゼントしました)

ナエドコメンバーは本当に一人一人が素敵で、わたしもみんなの夢を心から応援したくなりました。毎回心がわくわく揺れ動く、かけがえのない時間でした。そして社会人になって、初めて仕事以外の場所で素敵な仲間ができました。

「できる、できない」じゃなくて「やってみたい」で前に進めるようになった

ナエドコを終えて、わたしが描いた夢は、おにぎり屋さんになること。WebやSNSのスキルを活かして、食や農を作る人を応援すること。

夫の実家がお米農家なので、おいしいお米をたくさんの人に食べてもらいたい、どういう関わり方ができるだろうか?と考えて、夫も子どもも夫のご両親もみんな巻き込んで、おにぎり屋さんをできたら素敵なんじゃないか、と思ったんです。

(最近楽しく作り始めた夫のお弁当。夫の実家のお米は冷めてもおいしいんです)

ナエドコメンバーの「みっちゃん」こと春下充代さんは、自分で畑で作った作物からお菓子を作っていて、そこからもアイデアをもらいました。まだまだ夢の段階ですが、少しずつゆっくりでも叶えたいなと思います。

Webのスキルを活かして、食や農を作る人を応援することも、以前練習で作ってみたお米のサイトデザインを、ナエドコのみんなに見てもらったんです。練習で作成したものだったので、誰にも見せたことがなかったのですが、みんなが「素敵!すごいよ!」と褒めてくれました。さらにナエドコメンバーから「くにさん」と呼ばれている、牛飼いを目指す宮東邦裕さんのECサイトリニューアルを手伝わせていただくことになりました。

(リブランディングに合わせて、ご機嫌な印象になるように色使いなどを工夫しました)

また、ハタケトのSNSにも関わらせていただくことになりました。自分のスキルにまだまだ自信はないですが、「やってみない?」とお声をかけていただいて、「ぜひやってみたい!やってみよう!」と一歩を踏み出したところです。

自信がないありのままの自分で、やってみよう。「できる、できない」じゃなくて「やってみたい」で判断するようになりました。肩書きがなくて、自信がなかったけど肩書きなんて何でもいいし、なんなら自分で作っちゃえばいい!大好きな「食」で人を幸せにする方法はきっといくらでもあります。自分らしく、ありのままでハタケト的な生き方をスタートできるんだなと思います。

わたしは妊娠中というタイミングでしたが、ナエドコに参加できて本当によかったです。不妊治療でぼろぼろだった過去、食にうまく関われなくてこんなはずじゃなかったと泣いていた過去、ナエドコ期間で自分のすべてを肯定してあげられました。妊娠で頭がいっぱいで、それはそれで幸せでしたが、更に人生を前に進める力をもらいました。

自分の働き方や暮らしに何となくもやもやする時や、人生のいろんなステージで迷うことは誰にでもあると思います。これを読んでくださった方が、どんな状況であっても今のありのままの自分でいいんだ!と思っていただけると嬉しいです。

今月のテーマは「ハタケとコミュニティ」。食や農で仲間とともに自分らしく活動しているコトなどをぜひ、ハッシュタグ #ハタケとコミュニティ で教えてください。ハタケトへの感想やリクエストなどもお気軽にどうぞ。お待ちしてます!【Twitter】【Instagram】