飛騨・美濃の伝統野菜の1つ。

地域によってはヤマゴボウ・アザミゴボウ・立川ゴボウなどとも呼ばれる山菜ですが、岐阜県恵那市・中津川市で栽培されたものを「菊ゴボウ」と呼びます。ゴボウとは異なる作物ですが、見た目がゴボウに似ていることと、断面の模様が菊の花に似ていることから「菊ゴボウ」と呼ばれるようになりました。

収穫後、7年間は他の作物を育てなければ再び菊ゴボウが育つ土に戻らないと言われるほど連作障害が起こりやすいことや、霜が3回下りたら収穫適期など、栽培技術にも特異性があり、農家では経験から語り継がれています。一度に収穫できる量も少ないため、利益を出すのが難しいことからも生産農家が減少傾向にあります。

作り手の高齢化と後継者不足が重なり、次世代に伝わらないと失われかねない菊ゴボウの栽培。ハタケトでは中津川で農業をする小池菜摘さんが、菊ゴボウの栽培を引き継ごうと奮闘されている様子を伝えてくれています。

小池菜摘さんのコラムを読む

(文:わださえこ)

(参考)

岐阜県(飛騨・美濃伝統野菜)
DiscoverNippon(菊ごぼう)
LOVEGREEN(ゴボウ(牛蒡)の育て方・栽培|植物図鑑)
食のしおり(山ゴボウ 山ごぼう やまごぼう 山牛蒡)
果菜里屋(立川ごぼう)
みんなの趣味の園芸(アザミの仲間の基本情報)