このマガジンは「畑のそばに生きる様々な人」と「その暮らし」の紹介を通じて、皆さんと一緒に生き方の選択肢を再発掘していくメディアです。

今回は、農産物の良さを活かして、物語あるクラフトビールブランドBEERful代表のゆるみな。が連載するコラム第9弾をお届けします。

12月は和風名月で「師走」と呼ばれていて、「 年の暮れで忙しく師(お坊さん)が走り廻る月」という意味から名付けられたと言われています。

今年は時代の流れを大きく変化させる出来事が起こり、より一層忘れられない濃い一年になりましたね。

今年を漢字一文字で表すとのであれば、「和」という字が真っ先に思い浮かびます。

まっすぐに、自分の好きな道を歩んでいた独身時代

わたしの人生はゆうなればジェットコースターのようなもので常に急上昇、急降下を繰り返すような日々でした。

専門学校に特待生で入学できたかと思えば、2年生の途中から通えなくなりなんとか卒業して就職できたと思ったら4ヶ月後にはフリーター。

好奇心で始めたブログが初月でバズってライターとしてお仕事ができるようになったかと思ったら、複業でグラビアをしていたことが原因で丸3ヶ月のお仕事が白紙になったり…。

それでもめげずに1ヶ月間のクラウドファンディングをしてオリジナルのクラフトビールを醸造し、平成30年4月には会社まで立ち上げました。

それから令和という新しい時代に突入し、一期目は踠きながらも必死に前進し、これからだというときに妊娠が発覚。

身体の変化と葛藤していたら、追い討ちをかけるようにコロナが社会的ニュースになる中での出産。

そして手探り状態で子育てをしながら事業を再開しました。

関東に上京してからの7年間をざっと振り返るだけでも息切れしそうなほど全力疾走していました。

守りたい笑顔と、そのために大事にすべきこと

けれど、独身の頃と圧倒的に変わったことが一つあります。

それは「誰かと一緒に支え合って生きていく」ということ。

もちろん、今までもたくさんの人に支えられ、これからも助けられて生きていくのだと思っています。

その中でも最も身近にいて同じ方向を向いてときには寄り添い、ときには背中を押しながら生きていくパートナーができました。

また弱くて、儚くて、世界一愛おしい我が子も。

これからは自分だけのための人生じゃなく、守りたいもののための人生でもあるのだと。

そう考えるようになってから「和」を強く意識するようになりました。

穏やかな時間、争わない心、テンポを合わせること。

わたしにとって「ハタケト」は親友みたいなお母さん

そして、人生を見つめ直すきっかけをくれ、一歩立ち止まって振り返らせてくれるのが「ハタケト」の存在です。

大切なことはなにかを見失いそうになったとき、ハタケトを読むと再認識させてくれます。

他人と比べそうになったとき、ハタケトはありのままのあなたが美しいと肯定してくれます。

自分の無力さを感じて下を向いてしまいそうなとき、ハタケトは上を見上げるきっかけをくれます。

ハタケトに出会って、人や環境と調和することの大切さを学びました。

家族と環境、調和しながら、拡大する。

わたしのルーツであり事業で貢献していきたい農業にも、家族にも、ハタケトにも貢献していける自分でありたい。

そのために、自分の事業を拡大し会社を大きくすることを頑張ろうと思っています。

大きくすることが、みんなが喜ぶ恩返しになると信じているから。

周りの家族そして仲間が耕してくれた土地に種を撒き、大きな木を育てていくこと。

人や環境と調和しながら、農業をするかのように事業を育てていきたい。そして目の前にいる人から憧れを抱いてもらえるような存在になることで、ハタケの魅力を姿で語れる人になっていきたいです。